かわいいおばあちゃんになりたい

ずーっと迷っていて決めました！

塞がっていてもう諦めていたピアス。

先日クリニックに行って再開(？)して来ました。

右耳のホールが左に比べて若干上にあったのが嫌だったので、そこもしっかり修正しつつ、施術後のケアの仕方もちゃんと教わって来ました。(前回の時は、何の知識もなかったのでガタガタだったのです)

「ピアスを開けると白い糸が出て来て、それを切ると失明する…！」怪しげな母伝説に洗脳されていた私があっさりピアス派になったきっかけは会社のKさんの影響です。

Kさんはパートで私の部署に配属されて来ました。身長150位のぽっちゃり体型に可愛い小さな目、まつ毛にはマスカラ、真っ赤な口紅。茶色く染めた髪は三つ編みお下げで「赤色が好きなの！」服は必ずワンポイントで赤色が入っていました。あとお弁当の入ったプラダのリュック。趣味はカラオケとフラダンス、そして両耳に輝くピアス！

「還暦の記念に開けたのよ！どこかにお出かけすると必ず1つ自分土産に買うの。」

知らない人が見たら、小さな茶髪の小太りのおばあちゃん(しかも派手)にしか見えないかもしれません。

でも私には本当に輝いて見えたんです。

毎日きちんとお弁当を作り、きちんとおしゃれをして仕事に通い、趣味を続けて生き生きと輝くKさん。

経営していた小料理屋さんが潰れたり、ずっと面倒を見ていたお母さんが亡くなったり、色々な事があったと聞きました。でも彼女は輝いていました。30以上年下の私が霞んで見えるくらいに。

あの時は単純に彼女に憧れてピアスを開けるだけでした。

案の定数年で飽きてしまい(毎日子育てと家事でピアスどころじゃないよ！って言うのは言い訳です〜)穴も塞がり、毎日が何となくだけれど流れていく…

Kさんお元気ですか？

毎日考えてました。

何となく八方塞がりで、でも何とかしたい…どうしたらKさんみたいに生き生きと生きられるかな？って。

実家の母やお友達も、一生懸命ひたむきに毎日を輝きながら生きています。

私も輝きながら、可愛いおばあちゃんになれるかな？